こんにちは、ぽんひろ(@ponhiroo)です。
「Webデザイナーになりたいけど自分はなれるのかな?」
と疑問を持つ方のために3年仕事で講師をしていた自分がWebデザイナーになれない人の特徴を紹介します!
Webデザイナーって身近にあるからか、なりたいって人結構います。
講師の仕事で多くの人に教えていく中、Webスキルが身につく人と身につかない人の違いがわかりました。
それでは一つ一つ説明していきます!
Webスキルが身につかない人の特徴1:自主性がない
これが一番大きいかなと思います。教えて貰えばできるようになるって思ってる人、結構います。
勉強ってインプットしたものをアウトプットしなければ、頭に残すのは困難です。
皆、その場では理解ができるんですが、やはりすぐに忘れてしまいます。人間そういうものなので仕方のないことです。
一方で、できるようになる人は空いた時間だったり、家に帰ってからもWebの練習や復習をしたりしています。そういった人は覚えるのがとても早かったですね。
独学でやっている場合も同じです。最近ではインターネット学習の「Progate」や「ドットインストール」など様々なサービスがありますが、それらを受けて分かった気になってしまうのは一番良くないです。
それらを受講したら同じコードを書くのではなく、簡単なものでいいので自分なりに考えてコードを書いてみてください。
「考える」これが一番大事です!
特徴2:ITリテラシーが低い
スマホしか触ったことのない若者であったり、パソコンもインターネット程度しかやったことない人。
誰でも最初はパソコンに慣れていないのは当たり前ですが、パソコンの基礎を知らずにいきなりWebデザイナーになるというのはおかしな話です。
中学生が高校受験を飛ばして大学受験をするくらい難しい話です。
タイピングはコードを書いていれば自然に早くなっていくと思うのでそこまで重要ではありません。
一番つけてほしい力は「検索力」です。検索力さえつけてしまえばこっちのものです。
検索力をつけてしまえば書籍なんてなくても大体のことはグーグル先生が教えてくれます。
パソコンの基礎をまずは学んで欲しいですが、そこから入るのはそれはそれで効率が悪いので、Webを学習していく中で覚えていきましょう。
例えば、「パス」や「拡張子」といったわからないキーワードが出てきたらすぐに調べましょう!検索力もつくので一石二鳥です!
学生が辞書を引くと単語が覚えられるのと一緒で、わからない単語は自分で調べると覚えやすいと思います。自分で調べてもどうしてもわからないことだけ詳しい人に聞いたり、スクールで聞くといいでしょう。
特徴3:主観が強い
デザイン系の分野で多かったのが主観が強い人です。デザインというのはアートと違って自分の個性を出す必要ありません。
というか出しちゃダメです。デザインは受け手にとってわかりやすく最適であることが条件だからです。
客観的にデザインを決められる人が企業に求められているはずです。
ただ、これもいきなりできるようになるのは難しいですね。自分もできてない時あると思います。
そういう時は先人達のデザインを参考にしましょう。
デザインはデータだと思っています。そこにセンスは必要なくて、デザインの引き出しを多く作ることが大事です。「デザインが思いつかない!」って人はデータ不足なのでまずはいろんな人のデザインをとにかく見まくってください。そして、何故そういうデザインなのかを考えてみてください。
特徴4:集中力がない
パソコンの前にじっと座って何時間作業ができますか?
長時間作業が苦痛な人はWebデザイナーは難しいかもしれません。
自分はゾーンに入るとあっという間に時間が過ぎていることもあり、集中力はある方かなと思ってます。
しかし、集中力に自信がないからといって諦めるのはもったいないです!
教えている生徒の中にADHD(注意欠如・多動症)の方がいましたが、無事Webデザイナーになり現在も働いています。
ADHDとは、「落ち着かない」、「簡単なミスをしてしまう」、「忘れ物が多い」、「時間の管理や計画立てて行うことが難しい」発達障害の一種です。
その人は自分の特性をしっかり理解していて、集中力を保つために15分おきに小休憩を挟んだり工夫をしていました。集中力がなくても工夫次第ではやっていけると思うので、自分なりにいろいろやってみてください。
特徴5:暗記しようとする
とある生徒で、ひたすらノートにHTMLタグやCSSを書き写している人がいました。
学生の頃、そういった勉強が有効だったのかもしれませんが、Web学習では非効率的です。
写メで撮る人もたくさんいました。これやって覚えてる人はいませんでしたが。
Webは暗記科目ではございません!脳の詳しい仕組みはわかりませんが、Webは暗記で使う脳とは別に、考える脳が必要です。
例えばHTMLのタグで<p>というものがあります。これを「段落・文字」と覚えたとしても、それをどう使っていいかわからないのです。
意味を覚えるのも大事ですが、それをどのような時に使うか「考える」、これが一番大事です!(2回目)
特徴6:疑問をもたない
疑問を持つことは何事においても大事です。
「これはこういうもの」と覚えるのもいいですが「なぜか」を考える人と考えない人とでは差が出ます。疑問を持てば必ず調べますからね。
自分で作ったWebサイトであったりデザイン作品に対しても、作って満足するのではなくどこか悪いところはないか、もっとよくするにはどうしたらいいか考えるのも良いです。
他の人の作品と比較するのも良いですし、スクールに通っていたりするのであれば先生や周りの人に聞いてみるのもいいでしょう。自分も人見知りなので質問をためらっちゃうことはよくあります。でも、講師側になってみると質問されるのってなんか嬉しいんです。勇気を出して疑問をぶつけてみましょう!
特徴7:自分への投資をしない
自分も貧乏時代があるので気持ちは痛いほどわかりますが、勉強する環境は頑張って整えましょう、
最低限必要なものはパソコンとAdobeソフト(Photoshop、Illustrator)くらい(あとネット環境)でしょうか。それでも10万円以上かかってしまいます。
パソコンはAdobeソフトが動く程度のスペックが必要です。自分はMacbook proを使ってますが高いので、Windowsの5~10万円くらいのもので良いと思います。
Adobeソフトも高額です。Adobeソフトは現在月額(年額)制でPhotoshopとIllustratorだけでも年間4万円ほどです。Web制作ソフトのDreamweaberやその他Adobeソフトが入ってるコンプリートプランの場合は年間6万円ほどになります。
Dreamweaberは自分はあまり必要ではないと思ってますが、使う企業も中にはあるので出来ればコンプリートプランがオススメです。動画編集ソフトのPremiereやAfterEffectsも入ってます。
学生であれば40%オフで買えるのですが学生でないと簡単に手が出せる金額ではないですよね。
そんなあなたに朗報!誰でも学生の値段で買う方法があります。通信講座に申し込むのです。
総額でも普通に買うより圧倒的に安くなります。
Adobeソフトが安く買える+通信講座が付いてくるので一石二鳥です。自分は通信講座はみたことありませんが、安くなるのでいつもこの方法で買ってます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
参考 【2019年最新】Adobeソフト高い!最安値で買う方法を徹底的に調べる!
特徴8:そもそもあまり興味がない
「なんでWebデザイナーになりたいって思ったの?」って聞くと「手に職をつけたいから」と答える人がたまにいました。
それでもいいんですが、やっていて楽くないことは続かないですし、やる気もでません。
自分はWeb作りを初めてさわったのは大学の時だったんですが、最初はわけわからなすぎてつまらなく、絶対仕事にしたくないって思っていました。
それがとあるきっかけで勉強せざるを得ない環境になってしまい嫌々やっていました。ところが作り方がわかってくると楽しくなってきて、いつの間にかWebデザイナーの仕事を探していました。笑
最初は難しくてつまらないかもしれませんが、やっていく内に楽しくなってくることもあります。いくらやっても楽しくない、興味を持てないって人は別の道をオススメします。
特徴9:年齢が高い
いきなり現実的な話になってしまいますが、やはりこの業界は年齢も気にする必要があります。
自分の感覚では35歳以上の方で未経験となると厳しいのかなと思います(無理ではないですが)。
新卒からWebの仕事をしてきた人は何年も仕事でWebを作ってきてるのです。その人たちと同じ土俵で戦えますか?
「あ、無理かも…」て思いましたか?
厳しいとは言ってもやりたければチャレンジするべきだと僕は思います。
Webが少しできるようになれば、Webデザイナーになれなくても「Webの更新ができる事務員さん」「ちょっとデザインに凝ったブログを運営」など幅が広がりますよね。
あとは自分の作品次第です!未経験でも良いものを作れる人だったら企業は欲しがるはずです。
HTML、CSSでサイト作れます!ってだけだと難しいと思うので+αスキルをつけましょう。イラストが得意な人はそこをアピールしたり、javascriptやPHPなどプログラミング言語を学んだり、とかです。特にエンジニアは不足してるので極めてしまえば引く手数多だと思います。給料も高くなりますしね!
まとめ:Webデザイナーになれる人の特徴!
Webデザイナーになりたいけどなれなそうな人はどうすればなることができるのか、まとめていきましょう!
Webデザイナーになれる人は、なれない人の特徴の反対の人です。
- 受け身ではなく自ら学ぼうとする
- パソコンに慣れてる
- 何事も客観的に見れる
- デスクワークが苦ではない
- 効率の良い勉強方法を知っている
- あらゆることに疑問をもつ
- 最低限の学習環境がある
- 年齢は若ければ若いほど良い
- Web作りを楽しんでいる
口で言うのは簡単ですが、これらを満たすのはなかなかハードルが高いのも事実です。
全くの未経験者では、まず何から手をつけて良いかなんてわかるわけないです。
大体の人は下記の4つに別れると思います。
- スクールに通う
- オンラインスクールを受講
- 学習サイトで独学
- 書籍で独学
お金に余裕がある方はスクール、オンラインスクールを受講する方がもちろん良いです。モチベーションの面でも学習スピードも段違いです。
自分は前までスクールは否定派でした。自分も独学でやってきたので、そんなの必要ないと思っていました。
ただ、最近のスクールって凄いんです。パソコン教室みたいなものではなくて、就職支援やすごいところだと就職保証付きのところもあったりします。
就職できなかったら全額返金!みたいなものもあります。ですので、本気でWebデザイナーになりたいって人はそういったスクールに通うことをオススメします。
数あるスクールで僕がオススメするのは
- 全額返金保証制度あり
- キャリアチェンジ保証あり:転職できなかったら返金
- 未経験から最短10週間でWebデザイナーへ
- 転職成功率98.6%
- パーソナルサポート
この強気の姿勢がいいですね。未経験で本気でWebデザイナーを目指したい人にオススメできるスクールです。
とはいえ、独学でもなれる人はなれるのです。結局はやる気があるかどうかだと思うので、とにかくがむしゃらにやってみてはいかがでしょうか。
独学のコツとしては「やらざるを得ない環境を作ること」です。書籍や学習サイトのサンプルコードを真似して作っていても、あまり上達しませんし楽しくありません。
知人でWebを必要としてる人がいればお願いして作らせてもらうのもいいですね。
あとは自分の趣味のサイトをいきなり作ってみてもいいかもしれません。一つ一つ調べながら作ることになるので、頭に入りやすいです。
ぜひ、みなさん「自分なんて」とは思わず、諦めずにチャレンジしてみてください!
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